どんぐりが食べられると知らない方からすると、「え!?」と感じるかもしれませんが、
実は、子どもの頃から、一度食べてみたいと思っていた私です。←
幼稚園で定期購入していた絵本のうちの一冊に、どんぐりクッキーが出てきて、、、
なおかつ、その絵本を捨てずに未だに持ってるって、なかなかの執念だと自分の事ながら思います(笑)
で、今回、ひょうんなことからその念願(笑)が叶ったというか、叶えたという事ですね!
涼しくなって、私の体力も気力も回復しだしているこの頃は、子どもを公園に連れて行く頻度が増えました。
人がそこそこの時は、あちこち移動しながらいろいろと遊具で遊ぶことができるのですが、
たまに、、、特に今頃の季節の天気のいい日は、遊具遊びが満足に出来ないくらい、人が多い時があります。
そうなると、子どもの方はつまらなくなり…足元を見ることが増えて…
「…どんぐり!」
となります。(笑)
よく行く大きい公園には、何本もいろいろな種類のブナ科の木が植えてあるので、どんぐりを見つける事がよくあります。
ただ、子どもが集まる場所なので遊具周辺では、どんぐりはだいたい拾われた後。
残っているのは、どんぐりの帽子だけ。
でも遊具でおもいきり遊べない子どもが、1、2個のどんぐりで満足するはずもなく…
「どんぐりなーい」「どんぐり ひろいたいの!」と言い出すのはいつもの事。
なので、そういう時は同じ公園内の大人が良く散歩している、遊歩道の方へ。
そこには子どもが大喜びするくらい、落ちているどんぐり。
そしてそのどんぐりが落ちているところに植えられている樹は、スダジイ。
それに気付いた時、きっと我が子以上に内心喜んだと思う。←
そう、今回拾ったどんぐりは、正しく言うなら『椎の実』です。
『どんぐり=食用』にはなりませんが、椎の実なら『食用』とイメージする方が多いのではないでしょうか。
ただ!
自然の中に生えた椎の木ではなく、整備された公園に植えられたものなので、落ちているものはほとんどが細長く、色も薄い。
「もう帰るよ」と再三促しても、「まだ!」と、子どもが20分くらい拾い、
たまたま財布の中に入れていた、切手を買った時の小さな袋がパンパンに。
持帰って、まずは試しに…と少ない量を溜めた水に入れて水洗い…。
だけれども、そのほとんどが水に浮く。
そうだよねー…。
水に浮いたどんぐりは、水気をしっかり拭き取って、子どものおままごとに。
数少ない、沈んだ実は鉄のフライパンで乾煎りに!
子どもも、興味津々。
椎の実をフライパンで乾煎りする時は、「わたしも!」と、せっせと踏み台用に椅子を持ってきて、フライパンの前に陣取る我が子。
気分はおままごとの延長線上だよね、きっと…。
そして乾煎りするのは良いけど、良い実とはいいがたいからか、弾けない実もちらほら…。
なので、全部は弾けなくても、あらかた弾けたところで加熱はおしまい。
いざ試食!
と、まず一つ目を食べたら、あとはもう我が子がめちゃくちゃ気に入り、煎ったわずかな椎の実はあっという間になくなり…
「まだいる」と、おかわりを要求。
……。
いや…さすが椎の実、おいしかったよ。
でもまさか、子どもがここまで気に入るとは思わなかった(笑)
…スダジイ植えようかしら…(どこに!?)

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